会場はレストランやホテル、カラオケクラブなど毎回変更。今回は芸能人もお忍びで足を運ぶ西麻布の会員制ラウンジ。参加者に様々な空間を体験してほしいという趣向だ
「これからの日本経済を支えるのは間違いなくベンチャー企業です。とはいえ、彼らは、そのままでは生まれたての赤子のようにか弱い存在です。が、その内側には力強い生命力を秘めています。だからこそ、ベンチャーは他社とつながることで競争を勝ち抜く力を得る必要があります。私は魅力ある企業同士をマッチングさせて、新しいビジネスにつなげていきたい、そう思っています。しかし、手作業のように一つ一つのマッチングを設定していては、大きなビジネスチャンスを逃してしまうこともあります。そこで、多くのベンチャー企業が一堂に会する場を設けることを考えました」
そう語るのは経営コンサルタントでもある代表の早川周作さん。昨年1月、実力や将来性あるベンチャー企業約20社に声をかけ、会をスタートさせた。その後、主に紹介を通じて着々と参加企業数が増え、すでにのべ2000社近い企業の経営者や役員が参加した。
「会費は1万円に達する回もあり、ほかの異業種交流会と比較すると高額かもしれません。これは“本気”の人だけに参加していただきたいからです。また、それだけのものを参加者に提供したいと思っています」
早川さんのその言葉に違わず、意欲的な若手経営者が集まる会場は、まさに熱気にあふれている。ベンチャーマッチング交流会という名称のとおり、会の大きな目的は経営者同士をつなぎ合わせ、新たなビジネスを生み出すこと。会場では早川さんが、参加者の小さな声も拾い上げて新たな可能性を形にすべく、精力的に動き回っている。
「マッチングによって取引が成立するケースは非常に多いと聞いています。また、私自身もそれを実感しています。初対面同士でもその場でアライアンスに至ったということも珍しくありません。私のケータイには毎日のように、取引やアライアンスが生まれた参加者から報告やお礼の連絡が届きます」











